共感できるが…えぐい小説

おいしいごはんがたべられますように 高瀬隼子さん

ほっこりした食事系のストーリーと思ってたら、とんでもなかった。

食事に時間をあまり当てたくない主人公
仕事が出来ないが優遇される人、それの尻拭いをする人。
差し入れに喜ぶ人

食べ物の話しを中心にそれぞれの感情を書いている本。

毎日遅くまでの残業、食事に時間や労力をかけたくない気持ち、できない社員の肩代わりで増える業務、毎回配られるお菓子に対する気持ち…

めちゃくちゃわかる。

食事中の表現が凄かった…嫌…めんどくさい…というのが伝わる。
読んでいて不快すぎで顔を顰めてしまった(褒めてる)

ページは少なめ。気軽に読んでみるにはいい量。
内容は気軽に読めないが笑
気になる方は読んでみてね!